午後、県内で火災が相次ぎました。
中嶋航大記者:
「西海市の火災現場です。現在火は落ち着いていますが、白い煙が立ち上っています。屋根は崩れ落ち、柱がむき出しになっている様子が確認できます」
午後1時45分ごろ、西海市西海町七釜郷で「住宅が燃えている」と付近住民から110番通報がありました。消防車4台が出動し、火は3時間40分後の午後4時25分に消し止められましたが、木造2階建ての住宅が全焼。近くの住宅の雨どいが溶け、窓ガラスが割れるなどの被害も出ました。
付近住民:
「最初ボンとなって雷が落ちたのかなと思ったら、外見たらもうすごかった。手をつけられない」
当時、家には60代の夫婦2人がいましたが、火事に気付いて逃げて無事でした。
「ストーブをつけていた」と話しているということです。警察と消防が出火原因を調べています。
また午後3時すぎには長崎市の高浜町でも木造の倉庫と、木造平屋建ての住宅が焼ける火事がありました。
消防車12台が出動し、午後4時半ごろほぼ消し止められました。倉庫はほぼ全焼し、同じ敷地内の木造平屋建ての住宅と、隣の敷地の倉庫に延焼しました。
家には70代の男性とその母親が住んでおり、出火当時、2人は敷地内にいましたが、避難して無事でした。