きょうは成人の日です。成人年齢はおととし18歳に引き下げられましたが、県内全ての自治体で年明けから8日までに二十歳を祝う式典が執り行われました。県内では1万2千人あまりが二十歳の節目を迎えました。
8日、出島メッセ長崎で開かれた「長崎市二十歳のつどい」には、スーツや振袖姿の1230人が晴れやかな表情で出席しました。コロナ禍の去年は事前応募制でしたが、制限はなくなりました。
式の冒頭、能登半島地震の犠牲者に黙とうが捧げられました。
鈴木長崎市長:
「被災地のことにも思いを寄せながら、なおかつ自分自身のことをしっかり大切に一生懸命やって元気な姿を見せること、未来に向けてはばたいていくこと、それこそが被災地を勇気づけることになると思うのでぜひそういう意味でも頑張っていただければ」
二十歳代表誓いのことば・中央大学国際経営学部2年ダルトンエスタ小春さん:
「共に育った長崎のために、それぞれ状況、環境は違えど、長崎の誇りだと言ってもらえるような大人になってこの長崎のために恩返しができるよう頑張っていきたい」
ダルトンエスタ小春さん:
「晴れ晴れとした気持ちです。(家族に伝えたいことは…)ここまで育ててくれて感謝です」
小春さんの保護者:
「人に好かれるような、みんながついていけるような立派な人になっていただければ」
大人の一歩を踏み出した若者たち。希望に満ちた夢を語ってくれました。
二十歳男性:
「ちゃんとしている(大人)。家族をちゃんとつくってちゃんとしたい」
大学生(20):
「人を笑顔にできるような仕事に就きたい」
大学生(20):
「建築の勉強をしているのでいま勉強していることを生かして将来人の役に立てるような仕事に就けたら」
大学生(20):
「いま英語と情報の勉強をしているので幅を広げて(仕事を)探していきたい」
大学生(20):
「今のところ就職は葬式系のところに行こうかなと思って、誰かの人生の1ページになったらいいなと」
専門学校生(20):
「お客さんにしてほしいって言われたデザインを100%満足していただける形でできるアイリストになりたい」
会社員(19):
「もう社会人で働いているので、これからどんどん下も入ってくると思うので、先輩として引っ張っていけたら」
(家族には…)「立派に育ててもらって感謝です!大好き!」「大好きです。感謝しかない」
大学生(20):
「(家族へ…)もっと成長していい大人になれるように努力するのでこれからも応援よろしくお願いします」