元日の午前10時半、長崎市の平和公園で行われた核兵器廃絶と平和な世界の実現を求める正月座り込みは今年で23年目です。被爆者や高校生ら過去最多の81人が集まりました。
被爆から79年となる今年。原爆が炸裂した午前11時2分にこの1年の平和な世界の実現を願いながら黙祷を捧げました。
長崎県被爆教職員の会・山川剛さん(87):
「人はなぜ戦争をするのかというこの難しいテーマにそれぞれの人が議論をするというその議論の渦を巻き起こすことができれば」
来年は被爆80年を迎える長崎。参加者は核兵器廃絶への決意を新たにしました。