県は若い世代で感染が急増する「梅毒」の夜間の無料検査・相談体制を強化すると発表しました。
長崎県感染症対策室・眞崎哲太郎参事:
「梅毒の感染の不安を持たれる方は無料で検査ができるので、不安な方は保健所に相談していただければ」
県内では今年、12月10日までに138人の報告があり、1999年に調査を開始して以降、最多となっています。
年代別では、20代と30代が多く、20代が全体の42%、30代が20%を占めています。
県は更なる感染拡大を防ごうと、患者の9割を占める長崎市と佐世保市、県央地区で、夜間に無料で相談・検査ができる体制を強化します。
長崎市保健所では、12月21日から来年1月25日までのいずれも木曜日の4日間、18歳以上の市民を対象に午後6時から8時まで実施します。(前日までに電話予約が必要)
佐世保市保健所も同じ日時に実施します。年齢制限はなく市民であれば受けられます。(2日前までに電話予約必要・匿名可)(12月21日、1月11日、1月18日、1月25日)
県央保健所(諫早市)は、12月20日から来年1月31日までのいずれも水曜日の5日間、午後5時から8時まで誰でも匿名で受けられます。
いずれも事前の予約が必要です。(24時間受付可)