長崎市の史跡出島で、江戸時代にオランダ人が過ごしたクリスマスをイメージした「オランダ冬至」が開催されています。
澄んだ夜空に長崎中音楽部が奏でるハンドベルの音色が響きます。キリスト教の信仰が禁じられていた江戸時代、出島のオランダ人が「オランダ冬至」と称してクリスマスを祝っていたことにちなみ、現代版の「オランダ冬至」として出島をクリスマスムードに染める点灯式がありました。
戸町中吹奏楽部の演奏で点灯したツリー。高さ4mのもみの木をオーナメントやライトが彩ります。この日は午後5時以降の出島入場料が無料になり、多くの市民が音楽と光の共演を楽しみました。
長崎市から訪れた母親と1歳の子どもは「すごく感動しました。初めてのツリーなので一緒に見られてよかったです」と今年最初のツリーに目を輝かせていました。
出島のクリスマスツリーは25日(日)まで、毎日午後5時から午後9時まで点灯します。