長崎市の「出島」で、江戸時代にオランダ人が過ごしたクリスマスをイメージした「出島オランダ冬至」が幕を開けました。ツリーが点灯し、クリスマスムードに染まっています。
クリスマスツリーの点灯を記念し、午後5時から「入場無料」となっている「出島」。点灯を前に午後6時からオープニングイベントが行われ、多くの人でにぎわっています。
イベントは長崎市立長崎中学校の音楽部「爽」のハンドベルの演奏で始まりました。続いてマーチングパレードで登場した長崎市立戸町中学校の吹奏楽部がクリスマスソングのメドレーなどを披露しました。クリスマスムードが高まります。
そして、午後6時半すぎ。
「点灯!」
高さ約4.5mの本物のもみの木をオーナメントやライトが彩ります。
キリスト教の信仰が禁じられていた江戸時代、出島のオランダ人は「オランダ冬至」と称してクリスマスを祝っていたそうです。その現代版の「オランダ冬至」として去年に続き2回目の開催です。
出島の入場無料の受け付けは午後8時40分までで、場内は午後9時まで楽しめます。ツリーはクリスマス当日の12月25日まで毎日午後5時から午後9時まで点灯します。