【長崎】クレーン車が路面電車の架線切り1600人影響
26日朝早く、長崎市で作業中のクレーン車が路面電車の架線を切り、電車が始発から運休しました。午前5時ごろ、長崎電気軌道の「大学病院」停留場付近の上り線でクレーン車が路面電車の架線を引っ掛け、断線したと会社に連絡が入りました。この影響で長崎電気軌道の1号系統と3号系統が午前6時10分の始発から約20本運休し、通勤、通学の約1600人に影響が出ました。切れた架線は営業前だったため通電しておらず、けがをした人はいませんでした。架線は午前6時50分に復旧し、その後、通常運行に戻りました。長崎電気軌道によると架線が切れる事故は珍しく、営業時間中であれば危険な状態だった可能性もあるとしています。