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【長崎】「可搬式オービス」で通学路の取り締まり

2021年04月09日

新学期が始まり、通学路の安全を守ろうと長崎県警は9日朝、持ち運びができる速度違反自動取り締まり装置「可搬式オービス」を使った取り締まりを行いました。山本光悦記者:「小学校の近くの見通しの良い直線道路です。スピードが普段出やすいということで、可搬式オービスで取り締まりを強化しています」。9日午前7時から8時ごろまで約400人の児童が通う西諫早小学校の通学路に去年導入した可搬式オービスを設置しました。速度違反をした車のナンバープレートや運転手を自動で撮影し、後日、運転手を呼び出して違反切符を交付します。9日朝の取り締まりでは速度違反はありませんでした。諫早署の櫻木武士交通課長は「ドライバーの皆さんには生活道路や通学路でのスピードの出しすぎは大きな事故に直結するということになりますので通勤時にはゆとりを持って安全で心がけていただくようにお願いします」と話しました。今年、県内で起きた死亡事故は10件で、うち8件は歩行者が亡くなりました。4月15日まで春の全国交通安全運動が行われています。