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【長崎】コロナ2日連続ゼロ 優先接種ワクチン納入

2021年03月11日

長崎県内では11日、新型コロナの新たな感染者の発表はありませんでした。長崎県内では9日、9日ぶりに感染者1人が発表されましたが10日と11日は感染者の発表はなく感染者ゼロは2日連続です。こうしたなか医療従事者の優先接種に向けた2回目の新型コロナワクチンが届きました。玉置佑規キャスター:「午前9時です。済生会長崎病院にワクチンが到着しました」。長崎市片淵2丁目の済生会長崎病院には1箱975回分のワクチンが納入されました。到着後すぐにマイナス75度のディープフリーザーに入れ保管されます。週明け15日月曜の午前10時から19日金曜まで5日間かけて希望する医療従事者545人に1回目の優先接種を行う予定です。済生会長崎病院の衛藤正雄院長は「今までやはり不安な面がかなりあったがワクチン接種で完全とは言えないがかなり安心して医療に取り組めると思う。副反応が出たりしているので、それに対する処置がきちんとできる状況で打たないと副反応の激しい反応があると困るのでそこが一番不安な点。最低15分は管理の届くところに待ってもらい確認してから仕事に戻ってもらう形になる」と話しました。11日は済生会長崎病院のほか佐世保中央病院、佐世保共済病院、長崎原爆諫早病院、長崎川棚医療センター、長崎県島原病院に合わせて8箱7800回分のワクチンが正午までに納入されました。佐世保共済病院に届いた3箱のうち2箱は佐世保市総合医療センターと北松中央病院に1箱ずつ配分されます。北松中央病院は12日の午後3時ごろから約50人に。長崎原爆諫早病院と長崎県島原病院は12日の午後2時ごろから院長や医師ら10人ほどへの接種を予定しています。11日に納入されたのは、医療従事者の優先接種用に国が2週に分けて発送する第1便の後半分で、ワクチンが到着した病院では12日から来週水曜17日にかけて順次1回目の接種を始める予定です。