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西海橋を国指定重要文化財に答申

2020年10月16日

国の文化審議会は西海市と佐世保市を結ぶ「西海橋」を重要文化財に指定するよう文部科学大臣に答申しました。今から65年前の昭和30年(1955年)10月に完成した「西海橋」。かつて「陸の孤島」と言われた西彼杵半島北部は「西海橋」の完成で陸路での人と物の往来が可能になり、地元住民の夢が実を結びました。2006年には隣に「新西海橋」も開通しました。春になると、およそ1000本の桜と渦潮を同時に楽しむことができます。また、近くに建つ針尾無線塔(大正11年・1922年竣工)は、2013年に国の重要文化財に指定され、西海橋周辺は、県内有数の観光名所となっています。橋の鋼製アーチは、橋脚の間の「支間」の長さが216メートル。終戦10年後(1955)の建設当時は国内最長、世界3位の長さを誇り、「東洋一」と呼ばれました。設計、施工、全ての面で卓越した技術を駆使した日本初の「海峡横断橋」で、その後、世界最大級の規模を実現した国内の「長大橋」の出発点として技術的に優秀で歴史的価値が高いと評価されました。戦後に造られた橋としては、初の国の重要文化財です。今後、官報に告示され、正式に指定されます。県内の国指定文化財は国宝3件・重要文化財34件の合わせて37件となります。