【長崎】10日間で1万2206回電話…偽計業務妨害の疑い 63歳の男逮捕
諫早市の63歳の男が50代の女性が経営する会社に10日間で合わせて1万2206回電話を掛け、業務を妨害したとして逮捕されました。
偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは諫早市堂崎町の無職副島平次容疑者63歳です。副島容疑者は、5月20日から29日までの10日間、県内の50代の女性が経営する会社の代表電話に、携帯電話から合わせて1万2206回電話をかけ、業務を妨害した疑いが持たれています。
諫早署によりますと、副島容疑者は去年9月、諫早市内を歩行中、車と接触する事故に遭ったあと、その男性運転手が女性の会社にいると思い込み、電話を掛けてきました。運転手と会社は無関係で、女性は「いない」と伝えましたが、その後もかけ続けてきたため、今年3月に警察に相談、着信拒否をしましたが、その後も度々着信履歴に残っていました。さらに5月、1万2206回の履歴があったため警察に通報し、逮捕に至りました。
副島容疑者は調べに対し、「運転手と連絡が取りたかった。電話は掛けたが、仕事の邪魔はしていない」と容疑を一部否認しています。