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【長崎】梅雨入り前に 防災合同パトロール出発式

2023年05月22日

梅雨入りを前に、長崎市が土砂災害警戒区域などの防災合同パトロールを実施しました。
長崎市防災合同パトロールは、大雨や地震などによる災害危険予想箇所の点検と防災意識の向上を目的に2000年から毎年実施しています。22日朝、市役所庁舎前広場で鈴木市長や消防局、土木部などの職員約60人が参加し、出発式が行われました。
鈴木史朗長崎市長:「近年全国各地で毎年のように大雨・台風などの大規模な災害が多発しており、災害はいつどこで起こってもおかしくない状況」
昨年度の報告では地滑りや山崩れ、がけ崩れの危険予想箇所は市内7003カ所。職員は県指定の土砂災害警戒区域や、各自治会から要望があった場所など22カ所を回り、老朽化した危険な空き家や過去の崖崩れ現場などの状態を確認しました。
昨年度、長崎市で災害による人的被害は軽傷8人、住宅は一部損壊が1戸でした。