
2025年11月、東彼杵町蔵本郷にオープンした「くじら商店」は、地元出身の坂谷利美さんが営む鯨肉専門店です。店には、お父さんがもらってきたという「彼杵駅」の古い看板も飾られ、地域の歴史と温かさが感じられます。
東彼杵町は江戸時代から捕鯨が盛んで、五島沖などで捕ったクジラの水揚げ港として賑わった歴史があります。その名残から、現在も鯨肉が食卓や宴席に並び、広く親しまれています。坂谷さんは「東彼杵の文化を引き継ぎたい」と、鯨肉の加工・販売を始めました。
店頭にはベーコン、さえずり、ひゃくひろなど常時10種類ほどの商品が並びます。長崎の人にはお馴染みの「湯かけくじら」や、畝(うね)の「棒くじら」も人気。おすすめは「汐赤身」(250g 1,000円)。焼くと塩分が出るので、お湯で軽く洗い、お弁当のおかずやお茶漬けにするのも美味しいとか。
坂谷さんは基本のレシピから洋風アレンジまで、クジラの美味しい食べ方をノートにまとめていて、クジラ愛が伝わる店づくりを目指しています。
鯨肉は牛肉と比べて、高たんぱく・低脂肪・低カロリー・低コレステロールで、疲労防止機能を持つアミノ酸「バレニン」も豊富。健康維持やダイエットにもぴったりなヘルシー食品です。
地域の人が気軽に立ち寄れる、伝統と健康を味わう「くじら商店」。東彼杵町の食文化と鯨肉の新たな魅力をぜひ体験してみてください。
電話:0957-46-7593
営業時間:9:00~17:00
定休日:日曜・祝日