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2025/12/04

「撮りたいのは人間の精神のピュアな部分」 写真家 山頭範之さんらが写した長崎くんち

長崎市で、今年の長崎くんちの写真展が始まりました。

大きく開いた網打ち船頭の投網や、優雅に舞い、艶を放つ踊子。会場の熱気がよみがえります。

長崎市浜町の「樂ギャラリー」では、今年の6つの踊町を6月の小屋入りから10月の本番3日間までを写した122枚と、前回10年前の写真56枚を展示しています。

撮影したのは、長崎市の写真家・山頭範之さん(51)ら3人のカメラマンです。

写真家 山頭範之さん:
「(大切にしていることは)感情の一つがよく現れている。うれしいとか、後日なんかは寂しさとか悲しさもありますもんね。それも演者や見る人から見たらその時感じていることが写ってたらといいなと思います」

国内外で人々の営みを記録してきた山頭さん。2009年からくんちの写真を撮り続けています。

山頭範之さん:
「人間の精神とか気持ちの最も純粋な、ピュアな部分が、極端な現場では見えることが多くて、日常生活の中で極端な部分そういうものが見えるような写真が撮りたいし知りたいし、残したいですよね」

写真は、1枚からプリントやデータを注文することができるほか、山頭さんのくんち写真集は会場の「樂ギャラリー」とイーズワークスのオンラインショップで販売しています。(税込み9900円)

写真展は17日(水)まで。入場は無料です。

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12/4(木) 20:00

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