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2025/09/05

夫婦がつくる癒しのグリーンカレー 松浦市「ほっとほっとカフェ」〈満腹記者⑮〉

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体重111キロ。身長は181センチ。普段は報道記者として働く中嶋航大記者(31)が、街頭でおすすめグルメを聞き込み取材。街のリアルな声をもとに長崎の「うまい」を探し歩きます。

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アジフライの聖地で、釣り船の手入れをする男性に遭遇

今回の舞台は、‟アジフライの聖地”、松浦市。歩いていると、たどりついたのは、志佐漁港。岸壁に止めた軽バンのそばに男性が…

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満腹記者:
こんにちは~、すみません。NCCなんですけど。何をされてたんですか?
男性:
船の手入れ。来週に備えて、釣りが趣味なので…

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満腹記者:
この時期は何が釣れますか?
男性:
夜だったらイカで、日中だったら青物とか。

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満腹記者:
おいしいグルメを紹介してもらって、食べに行くというコーナーをやっているんですが、松浦市でおすすめグルメを教えてください!
男性:
「ほっとほっと」とかどうですか?おしゃれなカフェなんですけど、グリーンカレー、野菜中心の緑っぽい色のカレーがおすすめです。野菜中心のサラダもメインで扱っていて、女性受けが良いですよ。男性1人で入るとちょっとハードルが高い。

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今回は、船の手入れをしていた釣り好きな男性イチオシ、松浦市の「ほっとほっと」にロックオン!

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父の代からの布団屋さんを継いだ夫婦

「ほっとほっと」があるのは、松浦市の中心部。志佐漁港から車で5分の移動です。

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満腹記者:
こちらですね。「ほっとほっと」。かわいい猫ちゃんのマークが描かれていますね。

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いつもの通り、直接取材交渉。紹介いただいたことを話すと、「素敵な話」と取材OKをいただきました。

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2001年に始めた松浦市志佐町の「ほっとほっとカフェ」。川浪義人さんと敦子さん、夫婦2人で切り盛りしています。

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2000年までは、お父さんの代からの布団屋さんを継いで、寝具と洋服を扱っていたそうです。店内には猫のモチーフや雑貨、絵画が並び、あちこちに夫婦の遊び心とこだわりを散りばめたアットホームな空間が広がります。

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来る人を健康にするお母さんの家庭料理

満腹記者:
メニューがすごいんですよ。ものすごくたくさんメニューがありますね?
敦子さん:
(近くに)住んでいる人とかお友達とか、来てくださる方を健康にしたいという思いで、お母さんが作るような家庭料理の続きみたいな感じです。

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紹介してもらった「グリーンカレー」のほかにも「ブラックカレー」、「鉄板ドライカレー」、「チーズ焼カレー」、カレーだけで4種類あります。

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満腹記者:
せっかくなので今回はおすすめしてもらった「グリーンカレー」にサラダと飲み物がつく「Aセット」をお願いしました。「グリーンカレー 748円+Aセット(サラダ・ドリンク)638円」

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サラダは、野菜が山盛り!スライスニンジンがてんこ盛りです。「グリーンカレー」もおいしそうです。

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満腹記者:
野菜からいただきます。一人暮らしで、家で全然野菜を食べないから、この量は普段の暮らしの1カ月分ぐらいの野菜かもしれない…

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ニンジンと玉ネギとレタス、野菜がとにかく新鮮!中に入った蒸し鶏で満足感もしっかりあります。

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グリーンカレーには、トッピングに粒ごまを使っています。食感も楽めそうです。

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満腹記者:
実はグリーンカレーを食べるのは、初めてなんですよね。いただきます。うま!おいしい!なんでしょう…辛さというよりはクリームの甘さみたいな味わいを感じますね。甘さが口の中に広がって、最後にほんのり辛さが広がってくる感じです。

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敦子さんに聞くと、最初に広がる甘さの正体は、「ココナッツミルク」。たっぷりの玉ネギとホウレンソウのペーストをベースに、クミンやコリアンダーなどスパイスを入れているそうです。

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Aセットには、サラダのほかにドリンクも。暑い時期には、自家製シロップのレモンスカッシュ。やさしい甘さと爽快感が人気です。

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居心地の良いお店をめざして

こだわりが感じられる内装は、義人さんの担当です。

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義人さん:
DIYが大好きなんです。
敦子さん:
小さい町なので、来る方が通りすがりの方じゃない。何回も来てくれる方が多いので、居心地の良さは必要だし。

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2人の思いがつまったこの場所は、義人さんの父・保さんが営んでいた布団店「ふくすけ」があった場所です。店内には、当時の雰囲気を伝える物も残しています。

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敦子さん:
これが、父たちがここで店を始めた頃のチラシなんです。

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子供ズボン245円、お子様ポロシャツ430円。「有限会社ふくすけ」の始まりを伝える昭和41年の折り込みチラシです。お客さんが、持っていたものだそうです。

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当時、松浦は炭鉱が盛んな頃で、人口がうなぎ上り。店は、とても繁盛したそうです。店の雰囲気とご夫婦のお人柄。ここに来て過ごす時間は、とても心地良さそうです。

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義人さん:
ふらっと立ち寄った喫茶店で、おばあちゃんが91歳でひとりでやっていると言われてたんで、私たちはまだまだかなと。
敦子さん:
肉体的にはきついんですけど、自分がおばあちゃんになっても給仕をしてたら素敵かなと思うから、そうなりたい。

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野菜たっぷりのグリーンカレーと、ご夫婦のおもてなし。かつて布団店としてにぎわったこの場所は、いまも地域に愛され、訪れる人を“ほっと”させる空間でした。

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満腹後記

ちなみに義人さんイチオシのメニューは、「午後のブランチ」、略して「ごごブラ(1,408円)」。彩り豊かなサラダを中心に、デザートや週替わりおかず、焼きたてパンのワンプレートです。 隔週限定なので、「ごごブラ」を目指して足を運ぶお客さんも多いそうです!

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ほっとほっとカフェ
住所 松浦市志佐町浦免1516-2
電話 0956-72-0639
営業 11:40~17:00
休み 月曜・火曜

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9/5(金) 12:00

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