体重111キロ、NCC長崎文化放送の報道記者・中嶋航大(なかしま・こうだい)。「満腹記者」として、足を使って、時には湯に浸かって、おすすめグルメを聞き込み取材。街のリアルな声をもとに長崎の「うまい」を探し歩きます。
満腹記者:
おっ何か足が軽くなった。足湯って効果あるんですね!
今回の舞台は、雲仙市小浜町。まずは足湯に浸かって英気を養った満腹記者。防波堤で、釣りをしている2人に聞き込みをします。
満腹記者:
こんにちは。何が釣れるんですか?
釣り人:
時期によっては今だったらイカとか。きょうは釣れません。もう帰ろうかなと思って…
満腹記者:
雲仙市でおすすめグルメは?
男性:
甘い物だったら、そこのオカモトさん、オカモト・シェ・ダムール
甘いものに目がない満腹記者。すぐさま食いつきます。満腹記者がゆく!今回は、防波堤でイカ釣り中の男性イチオシ、雲仙市の「オカモト・シェ・ダムール」にロックオン
小浜マリンパークから店までは、約600メートル。小腹を空かせるにはちょうどいい距離。歩いて向かいます。
満腹記者:
お客さん多そう。ずらっと車が止まっている。取材できるかな…
カフェ(2階)が満席のため、テラス席ならとOKを頂きました。
小浜温泉街に店を構える「オカモト・シェ・ダムール」。創業は1989年。現在は小浜本店と波佐見店の2つの店舗で営業しています。
店頭には、約50種類のケーキが並び、焼き菓子も含めると、その数は100種類以上。ケーキは、平日は300から400個、土日には500個近く売れるという、地元でも評判の人気店です。
対応いただいたのは、店長の岡本典子さん。オーナーの奥様です。
岡本店長:
「取締役嫁御」という肩書です
お話を伺っていると「ケーキバイキング」というスイーツ男子を自認する満腹記者には、聞き逃せないパワーワードが飛び出しました。
岡本店長:
バイキングは、ほぼ毎日行っています。ショーケース内のケーキ1個のコースがケーキセットで、あとはケーキ2個、3個、5個、フリーで
(「ケーキセットケーキ1個+ドリンク飲み報道 1,320円」「ケーキバイキング ケーキ2個~食べ放題 1,650円~4,180円(いずれもドリンク飲み放題)」※季節限定ケーキが入ると価格が変わります
今回は、3種類が選べるケーキバイキングから、今の時期おすすめの3品をいただきます。岡本店長に選んでいただきました。
岡本店長:
ブルーベリーが取れたてなのでブルーベリーのショートケーキと、さっぱりオレンジのケーキと、ミルクプリンなんですけど塩気を利かせた塩ミルクプリン。ゆっくりお召し上がりください」
満腹記者:
まず「ブルーベリーのショートケーキ(単品561円)」から。幸せですね。仕事で甘いものをたくさん食べられるなんて
満腹記者:
ブルーベリーがパンッとはじけて、ブルーベリーソースも程よく酸味があって、すごく軽いクリーム
わずか3分で、1個目を堪能。続いて「塩ミルクプリン(単品432円)」に手を伸ばします。
満腹記者:
うわっへ~トロッとしている。中にカラメルソースが入っている。
島原産の牛乳に、九州産の生クリーム。プリンにほんのり塩気を利かせ、中に忍ばせたカラメルが全体の味を引き締める。夏場は特に人気だそうです。
こちらも2分で完食。最後にいただくのは、フランス産のオレンジピューレを使ったムースケーキ「オランジェーヌ(単品507円)」です。
しっとりスポンジの上に、オレンジクリームと、チーズクリーム。さらにカスタードのようにねっとり濃厚なオレンジブリュレ。仕上げには果肉感のあるオレンジをトッピング。酸味とやさしい甘さが重なる、夏にぴったりのさわやかな味わいでした。
取材に伺ったのは、木曜日の午後3時。ケーキバイキングを目当てに、平日も満席になることは珍しくはないようです。
岡本店長:
ありがたいです。わざわざ小浜までね、来ていただいて、もう感謝しかないです
満腹記者:
普段、自分でケーキ屋さんに行ったら、チョコレートのケーキばかり食べるので、お店でおすすめ聞いて、食べるのもいいですね
岡本店長:
なんとなく、味の想像ができるものをつい選びますよね。「こんなのが好きなんですけど」とか言ってもいいかもしれない
おすすめのケーキを3つもいただき、満腹記者は、今週も満腹!満腹!
カフェから橘湾を一望できるロケーションも人気です。また、季節限定ケーキなど未体験の味に出会に行きたいと思っています。
オカモト・シェ・ダムール小浜本店
住所 雲仙市小浜町マリーナ18−1
電話 0957-74-5288
営業 10:00~12:00 13:00~18:00
休み 火曜