長崎市のメルカつきまちに誕生する「つきまち長崎横丁」の開業まで、あと3日です。4月22日、開業記念セレモニーが開かれました。
4月25日(金)にグランドオープンする「つきまち長崎横丁」。22日は、関係者らを対象としたプレオープンがありました。開業記念セレモニーには、鈴木長崎市長も出席しました。
鈴木長崎市長:
「食と文化と人が交わる名所ができたということ、これは長崎にとって大きな強みになると思っています」
「つきまち長崎横丁」があるメルカつきまちは、長崎市が出資する第三セクターが主体となり、1998年にオープン。地下の公設市場には、40店が軒を連ねましたが、近年は閉店が進み、14店舗までに減っていました。
長崎市やNCCは、こうした空きスペースを有効活用し、新たな賑わいの場を生み出そうと開業に向け準備を進めてきました。店舗で料理と飲み物を注文すると、市場で購入した食べ物を横丁に持ち込むことができ、市場と横丁の融合が、地域活性化の起爆剤として期待されています。
鈴木市長:
「ひらす昆布締めあぶりとか、おいしそうやね、これでよかです」
西坂鮮魚店・山ノ内真弓さん:
「市場がにぎわったら一番うれしいですね。(売りは)新鮮なお魚を刺し身にしているところ、おいしいお魚をたくさん食べていただけたらと思います」
鈴木市長は、市場で買ったお刺し身でオリジナルの海鮮丼を作り、ほおばりました。
鈴木市長:
「新鮮ですねやっぱり、市場からそのまま持って来ましたから。食べ比べられるのが良いですね」
新規オープンの10店舗では、県産の食材を使った料理や県産酒を提供していて、あごだしラーメンや、一口餃子、焼肉など幅広いジャンルを味わえます。