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2025/01/27

平戸”愛”あふれる若き女性プランナーが奔走!「平戸あご」の産地ブランド確立に向け魅力発信

平戸市が全国トップクラスの漁獲量を誇るトビウオ、通称「あご」。その産地ブランドの確立に向けた取り組みが進められています。特産品の開発や観光資源としての活用を通じ、地域の活性化を目指す新たな動きを取材しました。

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湯気が立ちのぼるアツアツの小籠包。その中からはたっぷりのだしがあふれ出し、旨みが口いっぱいに広がります。この小籠包に使われているのが、平戸市が誇るトビウオの「あご」です。平戸市は、国内のトビウオ漁獲量の3分の1以上を占めており、2021年には約726トンを水揚げしました。「あご焼小籠包」は、長崎市の焼小籠包専門店「チャイデリカ」とのコラボ商品で、具材にはそぼろ状に加工したあごの魚肉を使用しています。

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この商品の考案者は、平戸観光協会で新たな特産品づくりに携わる山口朋美さんです。新たな特産品づくりの背景にあるのは、平戸市が抱える、人口減少による後継者不足や魚食離れなどの課題です。船びき網であご漁を行う船の数は、1988年の約280隻から2023年には約140隻に半減。こうした状況を打破するため、平戸市は「あごブランド定着促進事業」に取り組み始めました。

山口さんは「あご焼小籠包」のほかにも、2024年8月から販売を始めた新商品「あご缶」を開発。醤油煮と南蛮漬けの2種類があり、缶詰にすることで平戸の味を自宅でも楽しめるといいます。あご缶は、県が開く「長崎デザインアワード」で銀賞に輝くなど、高い評価を得ています。

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平戸市では、観光客を呼び込む仕掛けや新商品の開発を通じ、平戸ならではの魅力を国内外に届けることを目指しています。
山口さんは「平戸=あご」というイメージを定着させ、あご文化を守っていきたい」と語り、あごの商品が世界中に飛んでいく未来を見据えています。

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