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2024/05/06

【長崎】泣いて笑って「長坂のぼり大会」 長崎市諏訪神社で5年ぶり通常開催 約500人が出場し大奮闘

こどもの日恒例の「長坂のぼり大会」。レースがスタートする1時間前にはすでにたくさんの人が…。去年は例年の半数の250人に制限していましたが、今年はコロナ禍を経て5年ぶりの通常開催です。

26回目の今年は約500人が出場し、年少から小学6年生まで学年・男女別に48レースを繰り広げました。年少から年長までは73段、小学1年生から3年生までは101段、4年生と5年生は136段、6年生は164段を駆け上がり、「一番札」を目指します。

甲田一家:「がんばるぞーー!」おそろいのTシャツを着て参加する子どもたち。6人で一番札を狙います。なかでも最年長の甲田嵐生(らんまる)くん6年生に目標を聞くと…?

嵐生くん(6年生):「今年の目標はビリ以外だったら何でもいいです」「何て書いてるの?」「1位は自信ないです」そう控え目に話す嵐生くん。年少から参加してきた「長坂のぼり大会」。今年が最後のレースです。今回、選手宣誓の大役を引き受けていました。

本番に向けて、家族みんなで会場の諏訪神社で練習を重ねました。朝から緊張していたという嵐生くん。ドキドキの本番です。

選手宣誓:「宣誓、我々選手一同は今までの練習の成果を発揮し悔いのないよう、最後まで諦めず、一番札目指して走りきることを誓います」

お父さんも見守る中、ばっちり決まりました。

嵐生くんの父:「毎日練習にも来ていたので、このメンバーでずっと練習してたんで…」

「位置についてよーいドンドン・・・」「頑張れーーー!」いざ始まった6年生のレース。嵐生くん、スタートで出遅れてしまいます。それでも、まっすぐ前を見て転びそうになっても立ち上がり、全力疾走。結果は、最下位でした。息を切らしながらも、最後まで諦めずに駆け抜けました。

甲田嵐生くん:「めっちゃ疲れました」

その後、いとこの甲田蓮菜ちゃんのレースでは…蓮菜ちゃん、元気いっぱい、走り抜きました!子どもの成長を感じて、思わずお母さんも涙…感慨ひとしおです。

さて、甲田家で最後に走るのは、4年生の乃愛ちゃん。緊張の中、レースを迎えました。果たして結果は…。札を取ることができず、悔しくて泣いてしまった乃愛ちゃん。自分の番が終わっても、いとこを励ます嵐生くんはみんなのお手本でした。

一番札を手に入れた子どもたちは喜びでいっぱいです。

佐々木琥徹くん(年長):「一番札とったぜ~」

入院中のおばあちゃんに捧げる一番札も。

一番札を取った子どもの名前は1年間大門に掲げられます。子どもたちの健やかな成長を願って行われる「長坂のぼり大会」。勝っても負けても、長坂を登り切った子どもたちは、一歩成長した顔つきでした。

甲田一家:「1位でもビリでもみんな頑張ったぞー!おー!」

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