50日間の遠洋航海のスタートです。
長崎鶴洋高校の生徒を乗せた実習船「海友丸」が太平洋に向けて長崎を出航しました。
実習生代表・竹林要さん(3年):
「授業で学んだ知識を生かして、仲間と協力しながら1つ1つの実習を一生懸命に取り組みます」
午後2時過ぎ、県立長崎鶴洋高校水産科の3年生10人と福岡・山口の高校生17人、指導教官、乗組員合わせて54人を乗せた実習船「海友丸」が長崎市の柳埠頭を出発し、マーシャル諸島の東の海域へと向かいました。コロナ禍で中止となっていた長崎鶴洋高校全校生徒による見送りが5年ぶりに実施され、約200人が、別れを惜しみました。
見送る友人ら:
「マグロ持って帰ってこ~い、ハイバ~イ!」
保護者:
「寂しいのと、心配なのと、無事に皆で揃って6月19日に帰ってきてほしい、それを祈るだけです」
実習生たちは、5月13日(月)からマグロのはえ縄実習に臨み、ハワイのホノルル港や、静岡の焼津港に寄港後、瀬戸内海や関門海峡を通過して、6月19日(水)に長崎に戻る予定です。