
平戸市の80代の女性から、純金インゴット160個、時価2億円相当をだまし取ったなどとして、詐欺などの罪に問われた60歳の男に対し、長崎地裁佐世保支部は、懲役7年、罰金500万円の有罪判決を言い渡しました。
判決などによりますと、この裁判は、住所不定・無職の加藤宏司被告(60)が、去年12月、氏名不詳の者らと共謀し、平戸市の80代の女性に対し、警察官になりすましてうその電話をかけ、時価約2億円の純金インゴットをだまし取った罪などに問われていたものです。
判決で岩田光生裁判官は、「被害者らに与えた影響は大きく、被害結果が重大。被告人は、共犯者間では、末端に近い存在だったが、詐取金確保のために重要な役割だった」「暴力団関係者から交通事故の賠償金として多額の支払いを求められていたにせよ、自己の経済的困窮の解決のために、組織的な犯罪行為に加担し、報酬を得ようという動機に酌むべき事情は見出せない」などとして、懲役8年、罰金500万円の求刑に対し、懲役7年、罰金500万円を言い渡しました。
弁護側は、控訴について、「本人と協議する」としています。