
20日未明、長崎くんちの傘鉾の飾(だし)の制作や修復も手掛ける長崎市諏訪町の彫刻店屋上の作業小屋が全焼しました。
坂本凌大アナウンサー:「眼鏡橋の近くで火災が発生しました。燃えたと思われる部分がむき出しになっています」
20日(日)の午前0時47分、長崎市諏訪町で「屋上から炎が見えます」と付近住民から119番通報がありました。火が出たのは、鉄筋コンクリート造り3階建てで、1階が彫刻店「彫美堂」、2階と3階が住居となっているビルの屋上に増設されたプレハブの作業小屋です。
出火当時、3階にビルの所有者の50代の男性と妻、20代の娘が、2階に男性の80代の母親が寝ていましたが、男性の妻と娘が物音に気付き、全員避難しました。けがをした人はいません。
消防車11台が消火に当たり、火は、約1時間15分後の午前2時3分に消し止められました。この火災で、長崎くんちの傘鉾の「飾(だし)」などを制作・修復する屋上のプレハブ小屋が全焼したほか、屋上と3階をつなぐ室内の階段の一部が焼けました。
一方、「飾(だし)」などくんちで使う備品への被害はないということです。小屋からは、電気コンロが見つかりました。鍋でロウを溶かし、葉っぱに塗る作業に使っていたということです。
男性は、「火災が起きる前の晩、午後8時ごろから2時間半ほど作業をしていたが、電気コンロのスイッチは切っていた」と話しているということです。
警察と消防が出火原因を調べています。