この1週間、長崎市で火災が相次いでいます。30日朝、長崎市の住宅街で住宅が全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。この家に住む高齢男性と連絡がとれていません。
火事があったのは、長崎市ダイヤランド1丁目です。午前7時すぎ、付近住民から「住宅から炎と煙が見えます」と消防に通報がありました。
消防車10台が出動し、約4時間半後に消し止められましたが、木造2階建て住宅1棟が全焼し、隣接する住宅1棟の窓ガラスが割れました。大浦署によりますと、火元の住宅から男性とみられる身元不明の1人の遺体を発見したということです。
全焼した家に一人で住む施設役員の浜辺俊一さん69歳と連絡がとれておらず、大浦署は、浜辺さんの安否確認や遺体の身元の特定を急ぐとともに、出火原因などを調べています。
長崎市消防局管内では、この1週間で8件の火災が相次いでいて、内訳は住宅火災5件、車両火災1件、枯れ草や木が燃えるなどその他が2件となっています。
去年、長崎市消防局管内で起きた火災は96件で、出火原因の1位は「電気器具・配線」でした。全国的にはモバイルバッテリーなどのリチウムイオン電池の火災が多く発生しています。
長崎市消防局は、夏はレジャーや冷房器具の使用、お盆には仏壇のろうそくや花火など特有の出火原因が急増するため、いま一度、火の元の確認や火災警報器を設置・点検するなど火災予防に努めるよう呼びかけています。