
会社を辞めようと考えている従業員を脅し、電気スタンドで殴ってけがをさせたとして、長崎市の経営者夫婦が傷害と強要の疑いで再逮捕されました。
再逮捕されたのは、長崎市上戸町2丁目の防水工事業、内野隆弥被告(41)と、妻で事務職員の内野由華容疑者(37)です。
大浦署によりますと、2人は去年5月中旬ごろ、当時、従業員だった40代男性が会社を辞める意向があると知って、会社の近くの倉庫で「恩をあだで返すつもりか」などと脅した上、電気スタンドで頭を殴ってけがをさせ、退職を断念させた疑いが持たれています。男性は後頭部に全治1週間から10日の傷を負ったということです。
警察の調べに対し、内野被告は、「電気スタンドを投げつけてけがをさせたのは間違いない」と容疑を認めています。一方、由華容疑者は「何も話すつもりはない」と黙秘しています。
2人は事件の翌月、去年6月24日に、同じ男性を脅迫し、全裸にして落下防止用のハーネスをつけ、会社の町内の電柱に登らせ、電線を渡らせたとして不同意わいせつと強要の疑いで先月逮捕されています。
また、内野被告は、去年6月26日に同じ男性の体を木刀で殴り、トーチバーナーの火を噴射して、両足の太ももに全治約6カ月のやけどを負わせた傷害の疑いで、先月逮捕され、今月15日に起訴されています。
警察は男性への暴力が常習化していた可能性もあるとみて、捜査を続けています。