
3年ぶりに単独チームとして夏の高校野球長崎大会に返ってきた五島。しかし、その舞台に立つまでの道のりは平坦なものではありませんでした。
五島3年中田秀人主将
「一度部員がいなくなってもマネージャーが野球部を守り続けてくれて。チームとして再びスタート出来てとてもうれしく思います」
去年夏に3年生が引退し、およそ8か月間、選手は0人。そんな野球部を支えたのは、2人のマネージャーでした。
五島3年 山口みなみ
「先輩が引退して、草をむしったりとかネットの補修とかグラウンドの環境整備とかをしてました。1年生10人、3年生が2人入ってくれました」
「単独で出るのが夢だったので皆には感謝の気持ちでいっぱいです」
マネージャー2人を含め3年生4人にとって、五島高校として出場する最初で最後の夏が、始まります。
長崎県営野球場の第1試合。五島は初回、先頭の竹下がフォアボールで出塁すると、2番、柿本の送りバント成功などでランナーを3塁まで進めます。
3番・福山のショートゴロの間に3塁ランナーがかえり先制。
その後、五島は、春の県大会ベスト8の諫早農業の打線につかまり、3回までに被安打7、12失点。
反撃したい五島は4回表、2アウトで打席に4番キャプテンの中田。チーム初ヒットとなる意地のツーベースヒットを打ち、3年生が勢いをもたらします。しかし、その後のバッターが三振に倒れ得点につなげられません。
その後、高校から野球を始めた1年生レイの守備が光る場面もありましたが、5回コールドで試合終了。
マネージャーがつないでくれた夏が終わりました。
五島・嶋田侑馬監督
「あとは、マネージャーこの選手12人のために色んなこと準備してたんだよ1年生が見えないところで。それをやっぱり1年生は忘れちゃだめだよ。3年生に(選手)2人に言えるのはさ、やっぱ野球は良いからやってて楽しいから。3か月しかやってないからとかそういうの
全く気にせず、野球を好きであってほしい。」
チーム結成からわずか3か月。固い絆が生まれていました。
五島3年 中田秀人主将
「短い時間だったんですけど、3か月間やってきたことを出せたなと思えたので良かったです」
五島3年
山口みなみ マネージャー
「五島高校野球部はまだまだ続くので粘り強く続けてほしいです。」
五島3年中田秀人主将
「本当にありがとうございました」
これからは後輩たちが熱い思いを受け継ぎます。
全員
「五島高校、燃えようじゃないか」