春の西海市を歩くゴールデンウィーク恒例の「雪浦ウィーク」が始まりました。
長崎市中心部から車で1時間ちょっと。海沿いの青、白、赤の橋を渡ると見えてきます。
佐藤綾子アナウンサー:
「きょうは青空が広がって絶好の行楽日和になりました。自然豊かでのどかな西海市大瀬戸町の雪浦地区。この雪浦をウォークする雪浦ウィークが始まりました」
雪浦ウィークは地元の人たちが手作りの食べ物や雑貨などで町をPRしようと1999年に始まり今年で27回目。地域のカフェや雑貨店など約30店舗が、自宅や工房を開放して期間限定の催しを開いています。
来訪者を出迎えるのは、地元の小学生による「街かどライブ」。雪浦のあちこちで、カントリーで心地よいケーナの演奏や歌声が響きます。訪れる側、迎える側、双方が共に楽しめる「顔の見える交流」が最大の魅力です。
雲仙市から:
「ちゃんと来たことがなかったんで特に川添酢造さん来たかったんで、この機会に遊びに来ました。小さい集落なのに人が町を盛り上げようと頑張っている感じがいいと思います」
甘酒や飲むお酢の試飲でにぎわっているのは創業126年の川添酢造。「ゆうこう甘酒」は、甘酒のやさしい甘みと手絞りした長崎の伝統柑橘ゆうこうの爽やかさがブレンドされた新商品です。
佐藤アナウンサー:
「すごく後味もすっきりしていて、ちょっとヨーグルトみたいな感じがします。ゆうこうのさわやかさがあって、暑い季節にとっても飲みやすい甘酒ですね。おいしい」
暖かさが暑さに変わる季節、選べる6種の「飲む酢」をかけて食べる、雪浦ウィーク限定のソフトクリームもおすすめ。
川添酢造・久松奈保美さん:
「お酢って酸っぱいイメージがあると思うんですけど、ソフトクリームにかけると甘くなるので小さなお子さんでもかけても酸っぱくないです」
一押しは黒酢や自家製柚子、県産ショウガなどを使った柚子ジンジャーシロップ。
佐藤アナウンサー:
「バニラのコクと柚子ジンジャーのさっぱり感、これがすごく合ってますね。きょうみたいにあったかい日にぴったりです」
川添酢造・川添晋作代表:
「迷路みたいな田舎の街並みをうろうろ歩いてもらって、いろんなお店も人も自然も発見してもらえればと思います」
少し足を伸ばして、海沿いの雪浦地区公民館から川上に約4キロ。去年12月にオープンした坂の上の雑貨カフェ「MARO」は、初めての雪浦ウィークを迎えました。
雑貨カフェMARO・柿山恵美子さん:
「(雪浦ウィークは)1回目から欠かしたことなくて、波佐見の陶器市に言って、雪浦ウィークを散策するのが今までのコースで、今回迎える方ですね」
店主の柿山恵美子さん(62)が作った洋服や、長崎市や西海市のクリエイター18人のハンドメイド雑貨を委託販売しているお店で、雪浦ウィークの期間中は、地域の人たちが生産したお米やイチゴ、朝ついたかんころ餅なども販売しています。店内は、作り手のこだわりが詰まった一点物のアイテムがずらり!
雑貨カフェMARO・柿山恵美子さん:
「海のごみっていうかキャップなんかをアイロンをプレスしてカットしてレジンでしてますね。二十歳の男の子が作ってます。ぜひ実際に来ていただいて良さを実感していただきたいですね」
長崎市出身の柿山さんは雪浦に嫁いできて30年。還暦を過ぎ、子育てや介護が落ち着いた今、「自分の好きなことを始めよう」と、小さい頃から好きだった裁縫や、人の作品に囲まれた空間を作り上げました。
雑貨カフェMARO・柿山恵美子さん:
「ここでのんびりと世間話をする場所がもう少ないので、そういう場所にしていけたらなと思って」
店先に香ばしい香りを漂わせるのは、夫の浩一郎さん(63)。期間中は炭火で焼いた焼き鳥をサービスします。
柿山浩一郎さん:
「来ていただいたお子さまとか人に、やっぱりあそこに行ってよかったなって、それだけでねうれしいなって気持ちです」
地域の人たち:
「知らない人も一緒に友達になったりして、小さな町だけどいろいろなお店がたくさんあっていいよねと思います」
ゆったりと流れる雪浦時間を楽しむ「雪浦ウィーク」は3日日曜までです。