麻薬の一種「ケタミン」が詰められたお茶の袋が、対馬市と壱岐市の海岸で見つかりました。
去年10月12日、対馬市豊玉町の海岸で、茶袋が漂着しているのを市民が発見。茶袋には漢字やアルファベットで「China tea」などと表記されていました。
不審に思い、開封すると白い結晶状の物質が詰められた袋が出てきたため警察に通報しました。この物質は麻薬の一種「ケタミン」で、約1キロ入っていました。
この件を受け、警察から情報提供を受けた海上保安部が4日後に厳原町の海岸で同じ茶袋1つを発見。12月には壱岐市勝本町でも市民が茶袋2つを見つけました。いずれも「ケタミン」が約1キロずつ入っていて、そのうち壱岐の1つは袋が破れ一部が海に流れ出ていたということです。
漂着した麻薬を見た人:
「パッケージが少し破れていたので、そこから白い粉状、粒子状のものがあったので、ちょっと中を確認しました。塩の結晶みたいな、よくテレビで見るような、変な品。犯罪の匂いっていうか、事件の匂いがした。(Q.怪しいとすぐ気づいたか)もう分かりますね。普通の白さじゃなくて、キラキラ的な。『これちょっとやばい品やね』と第一印象があった」
ケタミンは医療用の全身麻酔などに使われている物質です。密売品の乱用が社会問題となり、2007年に麻薬に指定されました。県警は密輸の可能性もあるとして捜査しており、同じような袋を見つけたら警察に通報するよう呼びかけています。