西海市の琴平神社で、春の大祭、「とんばんさん祭り」が開かれました。
大瀬戸町の琴平神社は、江戸時代、大村藩が異国船を監視する「遠見番所」が置かれたことから、「とんばんさん」の愛称で親しまれています。
顔に描いているのはエビ。140年以上続く祭りで、顔に野菜や魚を描き、豊作豊漁、無病息災を祈願します。神事のあと、境内では、獅子舞や浮立、奴の踊りなどが奉納されました。
11日の「お下り」では、神輿が神社から樫浦港に設けられたお旅所へ。翌12日の「お上り」では、お旅所から高台の神社までの道行です。
先頭を行くのは、獅子舞。かまれると、元気な子に育つそうです。あとには、大名行列の従者、「奴」に扮した男の子たちが、口上を述べながらユーモラスに踊り歩きます。神輿の後には、半纏に着物姿の女の子や女性たちが、浮立や道踊りを披露しました。「挟み箱」を担いだ大人の奴たちは、酒に酔ったような千鳥足で、意味ありげなせりふを吐きながら踊ります。祭りには、約200人が参加しました。
参加した子ども:
「(Q.どうでしたか)楽しかった!」
参加した子ども:
「地域の行事に出られて楽しかったです」
琴平神社 とんばんさん祭り総代・中島隆さん:
「春の祭りですからもう楽しみですよね。お下りの時は山の幸(豊作を)願って、キュウリとかナスとか野菜を描きます。お上りの時は海の幸を。豊作と豊漁(祈願)です」
祭りが終わると、田畑では農作業が、海ではタコ漁が始まります。