1月12日は「成人の日」です。県教委によりますと、県内では去年11月1日時点で、前の年より98人多い1万2180人が、今年度、二十歳を迎えます。
長崎市の諏訪神社では、12日午前、日本伝統の成人の儀式「元服式」が行われました。
「元服式」は、奈良時代から武家伝統の成人の儀式として受け継がれていて、諏訪神社では1988年(昭和63年)から続いています。
武家装束の直垂に身を包んだ2人が、吉村政徳宮司(76)から大人になった証として烏帽子を受け取り、「澄みきった清らかな心」を意味する「浄」の字を使った元服名を授かりました。
元服名「浄尊(きよたか)」西航輔さん(20):
「『滅私奉公』の精神をもう一度改めて思い起こして、社会に貢献できるような人間になっていきたいと思います」
元服名「浄基(きよもと)」小松奏太さん(20):
「とても立派な名前だと思っていて、選んでいただいたことに感謝して生きていきたいと思いました」
母親:
「いつもと全然違って凛々しく、すごくかっこいいと思います」
父親:
「みんなに感謝して、精一杯、人に迷惑をかけない立派な大人になってほしいと思います」
元服名「浄基(きよもと)」小松奏太さん(20):
「たくさんの人を支えられるような立派な大人になりたいなと改めて思いました」
長崎市では11日(日)、出島メッセ長崎で「二十歳のつどい」が開かれました。会場前には、スーツや袴、華やかな振り袖姿の1000人以上が集まり、久しぶりの再会に笑顔を見せていました。
大学生の女性:
「もう20歳というのが信じられないです」
社会人の男性:
「20年間、お父さんとお母さんに育てられて、自分もここまでこられたのですごくうれしいです」
上戸れんげさん(20):
「(親に)感謝しかないので、『ありがとう』という気持ちでこれからも過ごしていけたらと思います」
母・富由美さん:
「生まれた時もすごく小さかったので、心配でしたけど、無事に大きく育ってもらって健康でここまで育ってくれてとてもうれしい気持ちです」
古田かえでさん(20):
「仕事を頑張りたいと思います」
母・順子さん:
「やっと大人…でもまだまだ娘は子どもなので見守りたい気持ちと、少し寂しいなっていう…でも素敵な大人になってもらえたら」
今年の対象者は、去年11月1日時点で3337人。県全体では1万2180人で、県が統計を取り始めた1980年と比べると、半分以下となっています。(1980年は2万4637人)
鈴木長崎市長:
「今、進学、就職、夢の実現など人生の岐路に立っているかもしれません。その先にあるのは時に失敗や挫折かもしれません、しかし若い今だからこそ失敗から学ぶことの大切さを知り何度でも立ち上がる強さを身につけることで人生はより豊かなものになります」
誓いの言葉 長崎大学医学部医学科・バンダービーン新愛さん:
「長崎で生まれ育った私たちは、幼い頃から平和について学び、命の尊さや誰かの痛みを想像することの大切さを教わってきました。そんな私たちだからこそ見える景色があり、私たちにしか守れない未来があるはずです。大切に育ててもらったこの命を、これから出会う誰かのために、そして社会のために役立てていきましょう」
大学生や専門学校生、社会人などさまざま。それぞれが、目標を胸に、新たな一歩を踏み出しました。
女性:
「トリマーの専門学校に行くのでまた勉強を頑張ろうと思います」
大学生の男性:
「(サッカーの)ドリブル塾をしていて、そのコーチをしているので自分の塾から日本代表の選手が生まれたらいいなと思いますね、こんな顔で言うのもあれなんですけど」
専門学生:
「(歯科衛生士の)国試があるので、それに向けて勉強を頑張りたいと思います」
ヨーロッパの街並みに、続々と集まる晴れ着姿の若者たち。11日(日)に開かれた、佐世保市の二十歳の門出を祝う式典は、今年もハウステンボスが会場です。出席者の意向を受け、今年も式典の名称は「成人式」を継続し、対象者2279人のうち、1865人が参加しました。
式典では、宮島市長らの式辞の後、佐世保市職員の樫山明仁さんと、大阪大学で政治学・行政学を学ぶ川口凜留さんが二十歳の決意を述べました。
二十歳の決意・川口凜留さん:
「この舞台で私は決意します。私は将来、佐世保を背負うリーダーになります。私を育ててくれたふるさとを守り、未来につないでいくため、先頭に立つことを誓います」
会場では、旧友との久しぶりの再会を喜ぶ姿が見られました。
男性:
「(再会は)中学校ぶり5~6年ぶり。もう泣きそうです。再会したみんなと全員でハグしています」
女性:
「高校卒業以来、2年ぶり」
大学生:
「二十歳まで育ててくれた親にしっかり感謝して、これから自立した大人になっていきたい」
大学生:
「(将来は)歯医者になるのでみんなの歯を守ります」