高市総理大臣の台湾有事に関する発言に端を発した日中関係悪化の影響とみられます。長崎と上海を結ぶ国際定期便の一部が、今月欠航することが分かりました。
県によりますと、11月25日、中国東方航空から、12月12日と15日の2往復4便を欠航するとの連絡があり、さらに10日・22日・26日・29日の往復便合わせて6便も欠航すると通知があったということです。
欠航の理由について航空会社から説明はなく、来年以降の運航も不明だとしています。中国東方航空は、2023年10月に長崎線の運航を再開し、毎週月曜と金曜に往復2便を運航してきました。
中国政府は、高市総理大臣の発言や、青森で起きた震度6強の地震を理由に自国民への日本への渡航自粛を呼び掛けていて、今回の欠航もその影響とみられます。