長崎市議会11月定例会が始まり、市議会議員の定数を削減する議案が賛成多数で可決されました。
定例会では、議員定数を現在の「40人」から4人減らし、「36人」にする市議会議員定数条例の一部を改正する議案の採決を行い、賛成多数で可決されました。議員定数の削減を巡っては、長崎市の人口減少を背景に、議会制度検討会と議会運営委員会で検討を重ねていました。2027年に行われる次の市議会議員選挙から適用されます。
また、25日の議場はV・ファーレンカラーに染まっていました。
議員と市長、市の幹部ら合わせて73人が「ALLNAGASAKI」のロゴが入ったブルーのTシャツを着てサッカー、V・ファーレン長崎のJ1昇格を後押ししました。
新政ミライ平野剛市議:
「本会議場に限ってはスーツ着用ということで規則があるのできょうは特別にV・ファーレンは希望だったり夢だったりワクワクする存在」
鈴木史朗市長:
「徳島での最終戦に向けてオール長崎で市議会の皆様と一緒に気合を入れて」
現在、J2首位のV・ファーレンは今週土曜29日、アウェーで行われる徳島ヴォルティスとの最終節で引き分け以上なら他のチームの結果にかかわらず、8年ぶりのJ1昇格が決定。勝てば初優勝が決定します。
鈴木史朗市長:
「(Q・J1昇格が決まったら)V・ファーレン長崎と相談してしっかりと市全体で歓迎するそういう企画を考えたいと思っている」
市は11月定例会に総額48億3000万円余りの一般会計補正予算案など35の議案を提案しました。会期は来月12日(金)までの18日間で、一般質問は28日(金)から始まります。