国や公共事業、社会に功労のあった人に勲章を贈る「秋の叙勲」に県内から60人が選ばれました。
県サッカー協会・殿村育生会長(74):
「非常に私もびっくりしたんですけど、謹んでお受けさせていただきました」
旭日双光章を受章した県サッカー協会の殿村育生会長、74歳です。殿村さんは、2003年に副会長に就任。翌2004年、プロサッカークラブ、V・ファーレン長崎の誕生を見届けると、2013年には、日本サッカー協会の意向を受け、県サッカー協会の「一般社団法人」化に尽力。翌2014年の長崎国体では大会運営を支えました。2018年に会長に就任してから現在までは、あらゆる年代・カテゴリーの大会支援や、競技の普及・発展に取り組んできました。
県サッカー協会・殿村育生会長(74):
「(2015年に島原で)知的障害者の方のサッカー大会を天然芝でしたんですね。そしたらそれぞれの団体の会長らも『天然芝でできて選手が喜んでました!』と、その声を聞いた時が本当に天然芝でやって良かったなという気がしている。今でもその言葉は頭に残っています。(まだ)サッカーを知らない子どもさんにも、やってみたいと思えるような、大人が模範を示して、楽しいサッカーの環境を作っていければなと思っています」
このほか、旭日小綬章に、元県議会議員副議長の馬込彰さん(73)。旭日双光章に、元長崎市議会議長の佐藤正洋さん(82)。瑞宝中綬章に元長崎大学長の河野茂さん(75)など、56歳から87歳までの60人が受章しました。受章者には各省庁や県から叙勲が伝達されます。