国や公共事業、社会に功労のあった人に勲章を贈る「秋の叙勲」に県内から53人が選ばれました。
梅本義信弁護士(83):「依頼者の意向に沿うように裁判で伝えてきたということじゃないですかね」
旭日小綬章を受章した弁護士の梅本義信さん83歳。1978年4月に福岡地検の検事として法曹界のキャリアをスタートし、1982年から40年以上にわたって、数多くの法律相談や刑事、民事事件の問題解決に努めてきました。2001年以降は、日本弁護士連合会の理事や県弁護士会の会長も務めました。
梅本義信弁護士:「庶民とか弱い立場の人とか、そういう人たちを救済するために、ひたむきな働きみたいなものを永続的にしたということは評価されたかなという気ではあります。最後まで地域社会のためにしっかり目を凝らして、救済できる人がいたら救済していきたい気持ちでおります」
このほか旭日中綬章に長崎市議会議員や県議会議員を務めた浅田五郎さん(87)。平戸市議会議員や県議会議員を務めた西川克己さん(76)。瑞宝中綬章には長崎大学の名誉教授関根一郎さん(81)。旭日双光章には元大村市議会議員の伊川京子さん(76)など61歳から87歳までの53人に勲章が贈られます。受章者は各省庁や県から叙勲が伝達されます。