女性消防隊員の消防技術を競う全国大会に出場した隊員らが、県に結果を報告しました。
県庁を訪れたのは、五島市女性消防隊の12人です。28日、横浜市で開かれた「全国女性消防操法大会」に県の代表として初めて出場しました。
西村佳子隊長(55):
「入賞には届きませんでしたが、どこにも負けないパフォーマンスができたと思います」
大会には44の都道府県から44隊が出場し、ポンプからホースをつなげて放水し、5人1チームで、標的を倒すまでのスピードや確実性を競いました。
五島市女性消防隊は、20代から50代までの主婦や会社員らで構成し、今年2月から週3回、仕事を終えた夜間や、休日を使って訓練を重ねてきましたが、上位12位までの入賞には届かず敢闘賞となりました。
西村佳子隊長(55):
「(普段は)調剤薬局の事務をやっています。入賞を目標に頑張ってきたので、悔しい思いがあって…。年配の方たちの、1人暮らしの方もいるので、少しでもお役に立てるようにしていけたら」
大石知事は「貴重な経験を五島に持ち帰り、地域の安全を守る活動に役立ててほしい」と労いました。