県議会は知事の政治資金問題を巡り、3会派が求めていた百条委員会の設置を求める動議を否決しました。
知事は、3年前の知事選で自身の後援会に架空の2000万円を貸し付け、返済金を受け取った疑惑が指摘され県議会の自民・公明を除く3会派が真相究明のための百条委員会の設置を求める動議を提出していました。
採決を前に、自民党会派の議員8人が退席。採決の結果、反対多数で否決されました。(賛成13反対22)
知事は業務上横領などの疑いで刑事告発されていましたが、長崎地検は先月、「嫌疑不十分」として不起訴処分としています。