西海市と銀行、民間企業の「官・民・金」が連携し、親子連れから高齢者まで集える屋内型の複合施設の整備計画が発表されました。
雨の日でも子どもたちが体を動かして遊べる屋内遊戯施設や、飲食店などが入る複合施設。建設予定地は、西海市大島町の旧大島中学校跡地です。
大島造船所 山口眞社長:
「この場所はかつて中学生の元気な声が鳴り響いていた場所ということで、今後は子どもさんとその親御さんたちの活気のある笑い声や声が戻ってくれば幸い」
西海市と十八親和銀行、大島造船所は去年4月、地域創生のための連携協定を締結。屋内遊戯場のほか、市が運営する児童館、飲食店、24時間営業のフィットネスジム、広場や多目的スペースも整備する予定です。
十八銀行山川信彦頭取:
「三者のそれぞれの存続に向けた不安が集まって、火が付いたということだと思う」
瀬川西海市長:
「利用される方々だけでなく、利用し合う仲間作り意識として広がりを見せてくれる施設になればと期待している」
複合施設は、敷地面積約1800平方メートル。大島造船所が出資して施設を建設・運営します。既に8月から旧校舎の解体を進めていて、来年4月に着工、再来年、2027年春に開業の予定です。