佐世保市で母屋と隣接する倉庫から火が出て倉庫が全焼、延焼した母屋も半焼しました。
中嶋航大記者:
「佐世保市上柚木町の火災現場です。白い煙が立ち上っています」
付近住民:
「(外に)出てきたらすごかったですバンバン燃えて」
22日午後10時20分ごろ、佐世保市上柚木町の無職、小川マサヱさん94歳所有の木造瓦ぶき平屋建ての倉庫から火が出ていると通行人や付近住民から119番通報が相次ぎ、消防車8台が出動して消火に当たりました。火は小川さんと60代の娘が2人で暮らす木造瓦ぶき2階建ての母屋に延焼し、倉庫約80平方メートルが全焼、母屋の一部約50平方メートルが焼け、約1時間40分後の23日午前0時に消し止められました。
佐世保署によりますと、出火当時、2人は家に居て、娘が倉庫の方から「パンパン」という破裂音を聞いて火に気付き、母親と共に避難し、けがをした人はいませんでした。倉庫には耕運機などの農機具が置かれ、照明用の電気が引かれていたということです。警察と消防が実況見分をして出火原因を調べています。