長崎地裁と家庭裁判所に新しい所長が着任し、「使い勝手の良い身近な存在になる裁判所を目指す」と抱負を語りました。
福岡県出身の金地香枝所長(59)は、大阪高裁判事などを歴任し、先月19日付で着任しました。就任会見では、取り組む課題の一つに裁判手続きのデジタル化を挙げました。
金地香枝所長:「利便性がデジタル化によって大きく向上するというふうに思っておりますのでこのデジタルというツールを使いまして出来る限り皆様にとって使い勝手の良い身近な存在になる裁判所ということで準備を進めていきたいと思っております」
長崎での勤務は初めてで、「坂が多く、街のあちこちに歴史的なものがあるのが新鮮」と話しました。