高校球児たちの夢の舞台、夏の甲子園。
長崎代表の創成館、2回戦の相手は、鹿児島代表・神村学園。
春の九州大会王者で、夏の甲子園では2年連続ベスト4の強豪校です。
創成館の先発は、去年夏の甲子園2回戦でも先発登板した奥田晴也。
制球力の高い制球力のサイドスローです。
1回、2回と神村学園打線を三者凡退に抑えると…4回には1アウト2塁のピンチに。先発・奥田が2者連続三振!
6回まで60球を投じ、ノーヒットに抑えます。
そして7回。9番・奥田に代わって代打・吉田がセンター前に運ぶと…
続く、1番・峯。これもセンター前ヒット!
その後、2番・島田のピッチャーゴロで2アウト2塁3塁のチャンスを作ると…相手ピッチャーがボールを高く外した間に、3塁ランナーがホームイン。待望の先制点を挙げます。
その裏、マウンドには奥田に代わって、エース・森下が登板。
初戦で153球の力投を見せた最速149キロの右腕です。
7回、8回と打たせて取るピッチングで相手打線を封じ込めると…
9回にはレフト・島田のファインプレーが連発!
最後はサードゴロに打ち取り、試合終了。
「守り勝つ野球」で見事な完封勝利!3年連続5回目の夏の甲子園で、創成館にとって初めてとなる、悲願の「2勝」を挙げました。
先発6回ノーヒット
創成館3年・奥田晴也選手:
「本当緊迫した場面が多かったですけど、自分のピッチングが出来て良かったです。ここ(夏2勝を)目標にしてたので、ここまで来たならもっと勝ち上がってやっていきたいです。(3回戦は)やっぱりまた接戦になるのが予想されるので、ピッチャーが粘ることによって勝ちに近づくのでピッチャー陣で失点を最小限に抑えて勝ちにいきたいと思いま す」
次の3回戦の相手は去年夏の甲子園準優勝の関東第一。
8月16日(土)午後3時半、試合開始予定です。