11日から12日にかけて長崎市で8月の観測史上最大の24時間雨量259.5ミリを記録しました。
11日は県南部で線状降水帯も発生。人的被害は確認されていませんが、崖崩れや道路陥没が起きました。
12日午前5時過ぎ、対馬市厳原町佐須瀬で「道路が陥没して、車が転落した」と通報がありました。県などによりますと、川のすぐ横の県道が高さ2メートル、幅10メートル、長さ20メートルにわたって陥没し、乗用車が転落しました。
車に同乗していた60代の女性が救急搬送されましたが、けがはないということです。道路は全面通行止めとなっています。
県は「大雨による河川の増水で、地中の土砂が流出し、空洞が発生し陥没した」とみています。