雲仙市小浜体育館で開かれた「全農杯2025年全日本卓球選手権大会」。
小学生以下の卓球日本一を決める全国大会の県予選で、ながさきスーパーキッズの選考も兼ねて開かれました。
小学6年生以下、小学4年生以下、小学2年生以下の3部門に、県内の児童と年長の園児101人が出場。
今回スーパーキッズの選考対象となるのは小学4年生です。
女子注目は、パワーとスピードを兼ね備えたサウスポー。
タクファミJr.所属、松浦市立志佐小4年の新見仁湖さん9歳。
手の甲には、力強いメッセージが書いてありました。
タクファミJr.
松浦市立志佐小4年・新見仁湖さん(9)
「強気、気持ち、最後まで食らいつけ」
Q.誰に書いてもらったの?
「お母さん」
予選Aリーグを負けなしで勝ち上がり、力の差を見せつけた仁湖さん。
ライバルを聞くと…
タクファミJr.
松浦市立志佐小4年・新見仁湖さん(9)
Q.ライバルは?
「松山さんです」
予選Bリーグを1位通過した大村市立大村小3年松山凜亜さんの名前を挙げました。これまで何度も対決してきたという因縁のライバル。決勝リーグでついに、対戦です。
第1ゲームを先取した仁湖さん。
第2ゲームは何度もマッチポイントにもつれこむ接戦に。
取って取られてを繰り返し、この日初めて、ゲームを取られました。
それでも、仁湖さんは冷静沈着でした。
第3ゲームを2点差で制すると…第4ゲーム、力強いサーブで相手を封じ込め、的確なコース取りで、確実にポイントを連取。相手に許したのはわずか2ポイント。9点差で快勝しました。
タクファミJr.
松浦市立志佐小4年・新見仁湖さん(9):
「うれしいです。1セット取られたけど、最後までプレー出来たのでよかった。1回1回の練習を大切にして、全国大会でも頑張りたい」
敗れた凜亜さんは、悔しさがあふれます。
大村TTC
大村市立大村小3年・松山凜亜さん(9):
「強かった」
Q.来年は?
「頑張って優勝する」
大会に出場した約20名の小学4年生のうち、男女4名の成績優秀者が
ながさきスーパーキッズ第5期生に選考される予定です。