「アジフライの聖地」を掲げる松浦市で、ブランドの発信に大きく貢献した企業に初めてのアワードが贈られました。
松浦市が今年新たに創設した「アジフライの聖地松浦アワード」。第1号の受賞企業に選ばれたのは、福岡市に本社を置く水産会社「三陽」です。
三陽は、2017年から松浦市でアジフライの加工工場を稼働し、主に県内近海の「マアジ」を使って、1日あたり約20万枚のアジフライを製造しています。製造規模は国内最大級を誇り、製品は国内各地のほかアメリカやカナダ、香港、台湾など海外にも出荷されています。
さらに、松浦市や佐世保市などの学校給食や、各地のこども食堂へのアジフライの寄贈も継続しています。
こうした取り組みが、松浦アジフライの普及や認知度の向上、シビックプライドの醸成に寄与したと評価され、今回の受賞となりました。
三陽 髙橋利明社長:
「三陽のネームバリューをもっと付けていって、国内や海外にさらに販売していきたい」
松浦市は、来年度以降もアワードを続け、「松浦アジフライのさらなる振興を図る」としています。