勤務する会社の口座から1億7750万円を横領した疑いで諫早市の女が再逮捕されました。女は別の会社でも1000万円を横領したとして逮捕されていました。
神里公美子アナウンサー:
「逮捕された女は、インターネットバンキングサービスを利用し、会社名義の口座から合わせて58回にわたって自身の口座に送金していたということです」
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、諫早市福田町の会社員松浦亜紀容疑者51歳です。
松浦容疑者は、2022年2月ごろから2023年5月ごろまでの間、経理を務めていた諫早市の自動車整備会社の普通預金口座から、合わせて1億7750万円を自己名義の普通預金口座に送金し横領した疑いが持たれています。
諫早警察署によりますと、「会社の預金を自分に送金し、自分のものにしたことは間違いありません」と容疑を認めています。動機は「FXで投資をするため」と供述しているということです。
松浦容疑者は今月3日、今回被害を受けた会社のグループ企業の経営コンサルタント会社からもインターネットバンキングサービスを利用する同じ手口で1000万円を横領したとして逮捕され、容疑を認めていました。
警察は引き続き余罪や横領した金の使い道などを調べています。