梅雨前線の影響で、県内では崖崩れや土砂崩れが相次ぎました。
小栁亮雄記者:
「空地の石垣が崩れて土砂がすぐ下の住宅になだれ込んでいます」
13日午前6時すぎ、長崎市日の出町の住民から「隣の家の裏が崩れて家にかかっている」と119番通報がありました。
大浦署によりますと、幅約10メートル、高さ5メートル、奥行き2メートルにわたって石垣が崩れ、真下の住宅に土砂がなだれ込み、窓ガラスが割れるなどの被害が出ました。
付近住民:
「目が覚めたんですよ。雨がザーザー降っていたから。するとドスンと鈍い音が。2~3年前もこの裏の崖が落ちた。その時の音とあまり変わらなくて、またやられたと思って」
家には80代の夫婦がいましたが、けがはありません。大浦署と消防が付近の3世帯に避難を呼びかけ、そのうちの2世帯が避難しました。
また、佐世保市大黒町では土砂の一部が道路に流れ込み、約2時間に渡って道をふさぎました。現在は一部が撤去され、けが人や住宅への被害はありません。