決勝は諫早市の私立高校同士の対戦となりました。
海星を下し決勝に進んだ長崎日大は3回裏。1アウト1塁・2塁で2番川渕拓海がタイムリーを放ち先制。長崎日大はその後も1点を追加し、2点を先制します。
創成館は6回表に1点を返し、その裏。最速149キロの本格派右腕・森下翔太がリリーフで登板しますが、1アウト1塁2塁のピンチ。長船がレフトにボールを運びますが、創成館のレフト・2年川﨑治知が好返球で得点を与えません。
なおもピンチで、代打の3年松下木理のタイムリーで長崎日大が2点を追加します。創成館はその後もチャンスで一本が出ず、長崎日大が4対1で勝利。地区予選から負けなしで、第1回県高野連会長杯県大会、初代王者の栄冠に輝きました。
長崎日大3年松下木理選手:「この大会背番号一桁(4番)もらって、1回戦で出たんですけど、それ以降なかなか出させてもらえなかったので、きょう良い時に出させてもらって打つことが出来て良かった」
長崎日大3年長船蒼大主将:「会長杯で優勝することが出来たので、この勢いのまま夏も必ず優勝して甲子園に行けたらな」
創成館3年下川輝主将:「会長杯、初代王者になりたかったので夏前にいい雰囲気で臨みたかったんですけど悔しかった。3連覇もあるんですけど、まず泥臭く、チャレンジャー精神を持って一戦必勝で夏に臨みたい」