アミュプラザ長崎で、毒物により負傷者が出たことを想定した訓練が初めて行われました。
訓練にはJR長崎シティの社員や店舗スタッフ、消防隊員ら約300人が参加しました。
店舗スタッフ通報:
「店舗付近の植栽スペースで男性が倒れています。付近から刺激臭がしています」
店舗スタッフが異臭に気付き、毒物と負傷者を見つけた想定です。スタッフが警備員に連絡し、警備員が消防に通報。消防が駆け付けるまでの間、避難を誘導する手順を確認しました。
消防隊員は防護服を身にまとい負傷者を外に救出しました。アミュプラザ長崎で、毒物がまかれたことを想定した訓練を行うのは初めてで、火災や地震とは異なる災害への危機管理意識を高めることが目的です。
ベーシックアンドアクセント 中村保恵店長:
「日頃から避難誘導口を確認をしながら、お客様優先の(避難)誘導ができればいいなと思います」
消防は、施設内で異臭を感じたら、従業員は安全な場所に避難して通報し、客は従業員の避難指示に従ってほしいと呼びかけました。