被爆80年の平和祈念式典やながさきピース文化祭を前に県警が集団警備力を高めるため総合警備訓練を実施しました。
「県警総合警備訓練」は、毎年1回、春の異動後に実施していて、新体制となった機動隊の連携を強める目的で行っています。20日の訓練には機動隊員ら約250人が参加しました。
隊員らは暴動に対応することを想定し、息を合わせて、盾を構える高さや向き、角度を変化させる訓練や対峙する相手の動きに合わせて素早く、スムーズに警備体形を作る訓練を実施。訓練場を訪れた県警本部長は隊員らが基本的な動作を習得できているかを確認しました。
県警警務部首席参事官・一瀬永充警視:
「非常に良い出来栄えだったと思います。今年は被爆80周年での平和祈念式典と、国民文化祭もございますので、そういったものに向けてしっかりと警備の完遂に向けて万全を期したい」
県警は、平和祈念式典などでのテロ対策や雑踏事故の防止、重要施設の警戒のため、今後も訓練に注力していくとしています。