長崎市の学校法人「玉木学園」が創立から133年を迎え、記念式典が開かれました。
玉木学園は、1892年に長崎出身の教育者玉木リツが、磨屋町に設立した長崎初の女子実業高校「長崎女子裁縫学校」が始まりです。
創立記念に合わせて、去年「玉木リツの坂」と名付けられた敷地内のおよそ200メートルのメインストリートに新たに看板を設置し、除幕式と設置を祝うテープカットをしました。
玉成高校・中学前田功校長:
「先達がどういうことをお考えになり、本学園を創設されたか思いを致してもらおうと思っている」
創立記念日は例年、学校独自の祝日としてきましたが、生徒や教職員らに「建学の精神」を学んでもらおうと去年から式典を開催しています。
鬼塚謹吉理事長:
「133年続いてきた学園の伝統ある歴史を消すことができません。学校ぐるみの皆さんの取り組みを積極的に進めるしかない、みんな頑張ろう!」
玉木学園は現在、長崎玉成高校と附属中学部、長崎医療技術専門学校を運営し、合わせておよそ800人が通っています