13年前、対馬市の観音寺から韓国の窃盗団に盗まれた仏像が、5月10日(土)に寺に引き渡されます。
2012年10月8日、対馬市観音寺が所有する県有形文化財「観世音菩薩坐像」が韓国の窃盗団に盗まれ、韓国に持ち込まれました。韓国の浮石寺は、「14世紀に倭寇によって略奪されたもの」として所有権を主張していましたが、2023年10月、韓国・最高裁が「所有権は日本側にある」との判決を下しました。
「観世音菩薩坐像」は10日に韓国の浮石寺で観音寺の田中節孝前住職らに引き渡され、12日の午後1時から、観音寺で檀家らに向けた法要が非公開で営まれる予定です。