鉄道の秘密などを紹介する展覧会が長崎市科学館で開かれています。
オープニングセレモニーには、長崎電気軌道の関係者や地域の学童クラブの子どもたちなど約30人が出席し、開幕を祝いました。
会場は、路面電車やJR、島原鉄道など4つのコーナーに分かれ、それぞれ鉄道の違いや歴史などを科学の視点で紹介しています。
子どもたちに一番人気は、チンチン電車の運転台、レプリカ・複製品ですが、鉄道マニアにはたまらない展示品もあります。2005年まで46年間、長崎―東京間を運行していた寝台特急・ブルートレイン「さくら」の実物の「ヘッドマーク」。列車の名前を掲げたシンボルです。
長崎市科学館・大場亮学芸員:
「昔、寝ながら駅を移動する列車があったそうです。それの『さくら』のヘッドマークで、特別に今回お借りしています」
このほか、島原鉄道の模型コレクションや路面電車の古写真、車両の部品など貴重な展示品が並びます。
男性:
「イメージ的にはすごいなという感想です」
長崎市科学館・大場亮学芸員:
「電車とても身近な乗り物なんですけど、見てみると仕組みとかも違ったものがありますので、そこに今回気づいていただければとてもうれしい」
「つながる!鉄道展」は、5月25日までです。